私はバイトもしていない貧乏大学生で、親がくれる食事代だけで生きており、油断すると簡単に収支が負になってしまいます。
そのため、この秋から自分の消費行動をきちんと記録して毎月振り返ろうと決意しました。
しかし、紙の家計簿だといちいち手で記録していかなければならず、非常に不便です。私は普段の買い物はモバイルSuicaで済ませており、できれば勝手に記録してほしいと思っていてZaimという家計簿アプリを使ってみたところ非常に使い勝手が良かったので紹介したいと思います。
2020年の6月まで国によるキャッシュレス決済に対するポイント還元が行われており、これを機に始めようという方は是非参考にしてださい。
Zaimとは
Zaimという家計簿アプリには、支出を記録するという基本的な家計簿の機能を拡張して、各種金融機関と連携して自動で記録・レシートを読み取って記録(画像右)などといったデジタル特有の機能や、支出のグラフによる可視化(画像左)による家計の見直しといった機能があります。
基本無料であり、より便利な機能を使いたければ課金もできるようですが、私は無料版で十分だと思っているので無料で使っています。
上の画像中の「現金」と「Pasmo定期」以外はすべて各金融機関やカード会社、JRと自動連携させており、わざわざ手で入力しなくても支出が記録されています。
モバイルSuicaと連携する
MyJREastにモバイルSuicaを登録する
ZaimでモバイルSuicaを登録するには事前にMyJREastでモバイルSuicaを登録しなければ行けないので先にそちらを済ませてしまいます。
詳しくはMyJREastのサイトを参照してください。
モバイルSuicaとMyJREastをID連携できたら次のステップに進みます。
Zaim側でモバイルSuicaを登録する
ZaimをモバイルSuicaと連携させるには、口座の追加時に、上の画像のようにモバイルSuica(MyJREast版)を選んでログイン情報を入力するだけです。
注意してほしいのは、モバイルSuica(通常版)ではなく、モバイルSuica(MyJREast版)を使うという点です。
これをしないと、自動で連携してくれなくなります。
クレジットカードも連携している場合の注意点
基本的な設定は以上で十分ですが、モバイルSuicaにチャージしているクレジットカードもZaimに登録している、という場合にSuicaへのチャージがクレジットカードからの「支出」とカウントされてお金を移動させているだけなのにあたかも支出が増えているように見えてしまい、正確に分析することができません。
これを防ぐには少し面倒ですがアプリではなくブラウザ版のZaimで設定を行う必要があります。
- まずはZaimにアクセスし、ログインします。
- 右上の「設定」->「カテゴリ設定」->「お店」を選択します。
- 「JR東日本モバイルSuica」の「編集」を選択
- 以下の画像のように「集計」を「常に集計に含めない」に変更して保存する
これで次回以降のチャージは集計されないようになりました。
もし、過去のチャージを集計に含めないようにしたいなら、
- 訂正したい履歴を選択
- 集計方法を選択(画像左)
- 「常に集計に含めない」を選択して保存(画像右)
これをすべての履歴に対して行えば完了です。