以前の記事で、自宅のインターネットの速度を自動で継続的に計測する仕組みを作りました。 その仕組みを使って、フレッツ光のインターネット速度を1日・1週間を通して計測してみたのでその結果をまとめてみました。
計測環境
計測は以下のような環境で行いました。
- 居住地:関東の某県ベッドタウン
- 契約プラン:OCN光ファミリープラン(フレッツ光ネクスト ファミリー・ギガラインタイプ)
- 回線の引き方:光ファイバーを部屋に直接引き入れ
計測結果
下の画像は2024/4/13(土)の午前0時から2024/4/19(金)の深夜0時までの丸々1週間にわたって、15分間隔で速度を計測した結果のグラフになります。
黄色い線がアップロード速度(上り速度)となり、例えばビデオ会議でこちらの音や映像の品質に影響してきます。 緑色の線がダウンロード速度(下り速度)となり、Youtubeなどの映像視聴の品質に影響してきます。
アップロード速度
まずはアップロード速度に着目してみると、1日・1習慣を通じて非常に安定していることがわかると思います。 また、速度自体も800Mbps程度出ています。 この数字は我が家で契約している回線の最大値が1Gbps(1000Mbps)であることを考えると、かなり効率良く出ていると言えるでしょう。
ダウンロード速度
ダウンロード速度に関しては、アップロード速度とは違い、変化が激しくなっています。 しかし、よくよくみてみると規則性のある変化になっていることがわかります。 まず、1週間の中では、7つの山・谷があることがわかります。 これは1日の中に1つずつ山・谷があり、それが7日繰り返されているということです。
1日の中では、
- 深夜にかけて上昇し、850Mbps程度と最も速くなる
- 日中から夕方にかけて800Mbps程度から700Mbps程度まで徐々に遅くなっていく
- 19時から22時くらいが600Mbps程度と最も遅くなる
というような傾向になっています。
平均するとアップロード速度と同じか少し低いくらいになり、こちらも効率は高いと言えるでしょう。
快適さは?
一般的に、インターネットの速度は100Mbpsも出ていれば快適といえるようです。 その基準からすると、フレッツ光の回線は十分過ぎるほどといえると思います。
cf. Wi-Fiの速度の目安は?ストレスのないWi-Fi環境をつくろう! | バッファロー
実際、動画も最高画質でストレスなくみることができていますし、リモートワーク時の会議であってもトラブルにあったことはありません。